不妊治療を始めるといろいろと検査があるのですが、その中でも気を失いそうに痛かったのが通水検査です。
卵管がちゃんと通っているかを、生理用食塩水を入れて診る検査です。
もともと病院とか血液検査とかが本当に苦手で、採血をするだけでも気持ち悪くて吐きそうになるので
子宮を通り越して卵管まで物を入れるというのは想像するだけで気分が悪くなってしまっていました。
通水検査をしました
実際に検査が行われる30分くらい前にロキソニンを飲むように言われて飲みました。
麻酔は無しです。
事前のカウンセリングで、痛みがあったとしても少しなので麻酔はしなくてもいいと思いますよと言われたので麻酔はしなかったんです。
でも、しておけばよかった……と後で後悔することになるのです。
手術室に入っただけで心拍数が上がります(泣)
台の上に寝転んだ時は、大丈夫です風にふるまっていましたが
すでに心の中はパニック状態でした。
そしてチューブのようなものが膣から子宮、卵管まで通っていくと怖くて痛くてボロボロと泣いてしまっていました。
恥ずかしいですが、出てくる涙を止められません。
卵管が詰まっていた
看護師さんが側にいてくれたので、抱きつきながらずっと泣いていたのですが先生が
「卵管が詰まってる!」と言ったんです。
ズドーン!とショックが襲ってきました。
「え!?」どういうこと?
すでに経験したことの無い痛みに耐えていた状態なのですが、先生が「通すね!」と言って
力いっぱい(に感じた)圧をかけて詰まっている卵管を通し始めたのです。
私の気持ちは追いついていませんでした。
その圧をかけている間、どうにもできない逃げられない痛みと感覚で気を失いそうになりました。
これは、麻酔が絶対に必要なやつだ……。と思ってももうどうにもできません。
早く終わってくれとひたすら祈ることしかできませんでした。
そして先生は、無事に卵管を通してくれました。
これで妊娠しやすくなるらしいです。
検査後の痛みで悶絶
涙で顔はグチャグチャ&方針状態でヨタヨタしながら病室のベッドへ案内してもらいました。
この時はベッドまで歩いていけました。
が!!
数分経つと、「なんだこれは、どうしたらいいんだ」というくらい激しい痛みが襲ってきました。
そりゃそうですよね、無理やり詰まっているのを通したのですから。
ベッドで、じっとしてさっきのロキソニンが効くのを待つしかありませんでした。
私はいつも薬が効くのが遅めなのです……。
それを伝えておけばよかった。
呼吸を1回するだけでもズッキンズッキンして脳みそが揺れます。
冷や汗をかきながら体を動かさないようにして祈っていました。
ちょっと休んだら帰るということになっていたので、看護師さんが途中で声をかけにきてくれましたが
笑顔を作る余裕もなく「まだ、、ダメです、、」と伝えるのがやっとで
それから15分くらい、また耐えて祈る時間が続きました。
忍耐で頑張っていると、ある時からスーッと楽になっていきました。
やっとロキソニンが効いてきたのです!遅いよー!!でも良かった。
まだ痛いものの、立ち上がれるほど楽になりました。
薬ってすごいですね。
それからすぐに帰宅して安静にしていました。
子宮内膜ポリープもあった
通水検査が痛すぎたのでそちらのほうが印象に残っているのですが、
私は卵管が片方詰まっていたという他に、子宮内膜ポリープも2つありました。
検査の時にモニターがあって自分でも体の中を確認できるようになっているのですが、
そういうものが一切ダメな私は、見ていませんでした。
でもポリープがあると言われて、先生が見てくださいというので1回は断ったのですが
見ないといけないことになり……本当に一瞬チラッとみたら
ポコッとポリープができていました。
え!ポリープなんてあって私の体は大丈夫なのだろうか……と不安になりました。
今後の治療
今回の検査で、卵管の詰まりは無くなったので大変な目には合いましたが良かったです。
子供を授かるためだと自分を鼓舞しているのですが、なんでこんな目に……という気持ちも捨て切れません。
でも、頑張ります。
あとは、ポリープ2つがあるということです。
小さいので必ず取らないといけないわけではないらしいのですが、受精卵の着床を妨げてしまうこともあるから
しばらく様子をみようをいうことになりました。
ポリープを取ると、3ヶ月は妊活をお休みしないといけないそうで
時間がもったいないかもなと思ったりもします。
でも、今回卵管は通ったことだし先生もおっしゃっているので少し様子を見ようと思います。